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起業家物語

さらに大きな輝きを放つ存在へ――。歩み続けるサイバースター。

“起業”なんて格好いい言葉じゃない。はじまりは“脱サラ”から。

「本当の情報をわかりやすくお伝えする」ことを基本理念とし、当社が運営する美容・健康・癒しに特化したポータルサイト「ispot」。2002年のサイト立ち上げから約2年で、月間200万PV(ページビュー)を達成しました。現在では月間1500万PVにまで達し、特に購買意欲が高いとされるF1層(20〜30代の女性)から高い支持を得ています。ここまで多くの方に支持されるようになるまでには、揺るぎない信念と努力の日々がありました。

みなさんと同じように私自身が就職活動を行っていた時から、入社、起業、そしてサイバースターの今後の展望までを順に、本音でお話ししたいと思います。

「モテたい!」と思って入社した旅行会社で、人生が変わった。

大学時代は勉強よりも遊んでいた記憶の方が多いですね(笑)。就職に関してもそれほど真剣に考えていませんでした。

当時、流行っていたトレンディードラマの主人公が、旅行代理店のツアーコンダクターだったんです。その主人公がすごくモテるんですよね。真剣に就職活動に取り組んでいるみなさんには怒られるかもしれませんが、「その主人公みたいにモテたい!」と不純な動機で入社したのが、某電鉄系の旅行会社でした。

正直、旅行は好きか嫌いかで言うと、嫌いでした。でも、旅行が好きで入社した人はお客様に良いホテルに泊まって、良い食事を食べて頂きたいと思うもの。でも、それだけでは利益になりません。ビジネスとして捉え、お客様が満足しつつ、利益の出る方法を考えないといけないんですよ。旅行が好きで入社した人は、そこにジレンマを覚えてほとんど辞めていきました。その反面、私は割り切って、顧客満足と利益のバランスを取りながら仕事に取り組むことができていましたね。

入社1年目で結婚し、その年に子どもが産まれました。当時の手取りは13万円ぐらいで、家賃は8万円。生活は苦しかったですね。「生活」していた、というよりは「生存」していたという感じでしょうか。営業でしたが、仕事が取れたら週末はツアーコンダクターとして働き、その手当で生活費の足りない分を補っていました。仕事づくめの毎日でしたが、楽しかったですし、家族のためにも働かないといけないという思いが強かったですね。

2年目からは社内でも1、2位を争う営業成績を残していたんですが、年功序列型の会社でしたし、頑張った分をきちんと評価してもらっているのかという不満が少しずつ募り、「これでいいのか?」と思いはじめました。

5年目に旅行業務取扱主任者という国家試験を受ける機会があり、無事試験に合格。上司から資格証を手渡される時に「この資格があれば、自分で旅行会社をやることができるからね」と言われて初めて、「自分で会社を創ることができるんだ」と意識しました。この一言が人生を変えたと言ってもいいかもしれません。自分の理想とする会社を探すより、自分で創ったほうが早いと考え、起業を決意しました。

当時の気持ちからすると、「起業」という希望に満ちた格好いい言葉ではなく、不安はあるけど今の状況から抜け出したいという「脱サラ」という言葉の方が合っていると思います。反対するかなと思いながら相談した妻は、意外に喜んでくれました。「組織の中に納まっているようなあなたと結婚したんじゃない」って言われました。妻の意見を聞き、決意した私はすぐに退職届を提出し、創業に向けてスタートを切ったのです。

次回は起業から、サイバースターが軌道に乗るまでをお話ししたいと思います。

プロフィール

株式会社サイバースター
代表取締役社長兼CEO 外囿吉喜(ほかぞの よしき)

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