車は人とともに歳をとっていくもの。その人のライフスタイルによって、パートナーになったり、ペットになったり。また、ファッションの一部になることもある、持ち主の方の“人となり”を表すものだと思っています。

私は現在整備を担当していますが、お客様は車にこだわる方ばかり。整備でもお客様と会話をする機会は多く、会話を通して車や走りの状態を伺うようにしています。

「シトロエン」という車は、下回りを見ても他の車と特別に違うところはないんです。でも、乗ってみると乗り心地が格別。ゴムやバネの硬さなど、細かい計算の上に成り立っていることや、人の力で造られていることを感じることができます。整備をするようになって、ますますシトロエンが好きになりましたね。

どんな仕事でも「好き」という気持ちが大切。車を好きになって、「オレがやらなきゃ誰がやる」という勢いで取り組める人が伸びていける会社だと思います。

私たちが扱っているのは高級車。そのイメージにふさわしいスタッフでいたいと思っています。特に、私はお客様を最初にお出迎えする立場。身だしなみ、言葉遣い、姿勢など、すべての面において気配りを忘れていません。

この会社の社員は社長を筆頭に皆パワフル。お客様に対してはもちろん、社員同士でも大きな声で挨拶を交わしているので、気持ちがいいですね。「おはようございます」から始まり、帰り際の「お先に失礼します」まで。社会人として当たり前のことですが、ハンユウに入社して改めて基本の大切さを学びました。

ハンユウはポジティブで、気が利いて、隠し事をしない人にはピッタリの会社。お互いを理解することで、仕事がスムーズに進行していくので一石二鳥ですね。もしも滅入っている人がいたら、私がしっかりフォローします。お互いがお互いを支えていく……そんな関係でありたいですね。

社長からは直接営業について学ぶ機会もありますが、最初から100のことは教えてはくれません。答えに辿り着くまでの入り口に立たせてくれて、「ここからは自分でやってみろ。それでもわからなければ聞きに来い」と。

入社して1ヶ月経った頃も、リストを渡されて「さぁ、電話してみろ」って。電話の掛け方すら分からなかった僕のすぐ横で社長自ら電話をかけて、お手本になってくれました。どんなマニュアル本よりも勉強になりましたし、社長の姿から多くのことを吸収できましたね。

当面の目標は月に10台売る営業マンになること。簡単な数字ではありませんが、リアルな話、5台と10台売ったのとでは収入にも天と地の差があります。1年以内にジャガーを買うという個人的な目標があるので、そこに向かって我武者羅に頑張りたいですね。こうした目標って結構重要なんですよ（笑）。

そしていつかは独立へ。社長のようにいくつもの偉業を成し遂げて“伝説の男”になりたいですね。