出版業界で働きたいといろいろ調べていたとき出会ったのがインクルーブ。説明会で初めて「MiSMO」を見たのですが、私の持っているタウン誌のイメージとはまったく違う洗練されたものでした。当社を選んだ決め手は、社風でした。新しいことにどんどん取り組んでいく風土に魅力を感じましたね。

当社は編集職や制作希望でもまず営業からスタートします。もともと編集希望だったので最初は不安でした。商店街を回って、お店を訪ねるのですが、一歩踏み出して店内に入るのって勇気がいるんですよね。今ですか？ すっかり慣れました。

初めて受注をいただいたのは雑貨屋。チェーン店だったので本社の許可も必要だったのですが、興味を持っていただいた現場の店長が本社にかけあってくださったんです。成約したときは飛び上がりたいほど嬉しかったですね。
営業の仕事もやりがいがあるのですが、文章を書くというのが入社したときの第一目標。将来は店舗紹介記事や特集原稿の制作を手がけてみたいですね。

私たちのお客様は飲食店、一流企業、不動産などさまざま。取引先の領域が広い分、いろんな知識が必要になります。私が心がけているのは、雑誌やテレビなどのメディアにアンテナを高く持つこと。お客様には美容室などもありますので、今の流行はエアーウェーブだという情報もキャッチアップしています。一般の男性ではなかなか詳しくならないですよね（笑）。
「MiSMO」2008年6月号で、広告の最高売り上げを出して、当社で初めて表彰されました。とても嬉しいことでしたけれど、それ以上に広告主と読者、両方に喜んでいただけるのが嬉しいですね。先日、不動者のお客様が「MiSMO」にマンション広告を掲載されたのですが、それを見た読者の方が契約されたようです。人生の大きな選択のお手伝いもできる仕事なんだと一層やりがいを感じるようになりました。
今年、初めて新卒の部下を持ちました。新人のフレッシュなパワーにずいぶん刺激を受けています。教えることで、気づかされることも多いんですよ。部下をサポートしながら、自分も一緒に成長していきたいですね。