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起業家物語

時代の最先端をプロデュース

コンスタントに売上があがる、独自のビジネスモデルを生み出していく。

自動販売機が好きです。人件費がかからずに、毎日コンスタントに売上が上がるビジネスモデル――。それが、起業当初からの私の理想 型 で す 。

広告代理店で働きながら 副業としてビジネスを行う、いわゆる“週末起業”として エレメントはスタートしました。今や複数のニッチ業態で、自社のサイトを展開し、クライアントの売上に貢献しつつ、コンスタントに収益を上げています 。

今回から 3回に渡り、私の起業の経緯から今後のビジョンまでをお話したいと思います。

「社長になる」。幼いころから、そう決めていたみたいです。

もともと幼かったころから、「社長になりたい」という想いがありました。もちろん、具体的にどんな業種でというビジョンは無かったのですが。最近、小学校時代の文集をたまたま見つけて読んでいたら、将来の夢の欄に「社長になる」としっかりと書いてありました。自分の事ながら「……貪欲だなぁ」と思いましたけど(笑)。

その想いは漠然としたものだったのですが、高校では商学科を選択。専門学校でも経営マネジメント学科を選んだ自分の行動を振り返ると、常にどこかで社長業を意識していたのかもしれませんね。

専門学校時代に、初めてのアルバイトを経験しました。空港近くのパーキング会社で空港から駐車場まで車の回送をするアルバイトです。私も兄も、大の車好きだったので、当時は父の車をよく取り合っていました。車を運転できることと、ちょうどそのころ免許を取ったばかりで、お金を貯めて自分の車を持ちたかったことから、すぐに面接を受けにいきました。時給も良かったんですよね。私と兄は一緒に面接を受け、お互い採用が決まりました。兄とはアルバイトでもよくペアを組んで働いていました。その後もエレメント立ち上げから今まで、兄とは一緒に働いています。思えばその当時から、息ぴったりでしたね。

学校とアルバイトの両立は結構大変でした。早朝 4時30分ぐらいに羽田の事務所に出勤して、そのまま車で学校に行って、学校が終わった後の夜7時ぐらいにまた羽田の事務所に戻ってきて回送する……というような毎日。卒業間近まで続けていましたが、卒業後は、とあるカーディーラーに新卒入社したのです。

カーディーラーからフリーターへ ?!

カーディーラーでの仕事は、なかなか売れない車種だったこともあり……とにかく大変でしたね(笑)。新人は店頭販売ではなく、飛び込み営業をするタイプの会社。既存のお客様も営業所単位で持っているんですけど、新人はなかなか担当させてもらえなかったんです。たとえ既存のお客様を担当させていただいても、ほぼ見込みがないような方が多く、人間関係を築きあげるのが非常に難しかった記憶があります。 3年に1度、几帳面に買い換えてくださるようなお客様は上司や先輩が担当しているので、新人は外に出されて新規顧客を開拓しなきゃならなかったんです。「営業所での店頭販売なら、販売件数を伸ばす自信があるのに」と、歯がゆく思っていました。

そこで考えたのが、ディーラーサービス工場の駐車場での待ち伏せ。「営業に行ってきます!」と会社を出て、営業所の道路を挟んだ対面のディーラーサービス工場の駐車場に車を止め、本を読みながらそこでじっと待っていたんです。営業所に向かうお客様がそのディーラーサービス工場の駐車場に駐車された時、車を降りて「すいません、私も営業所に戻るところなので、ご案内しますね」と声を掛けて先導。営業所に着くまでに「何かお車でも見に来られたんですか?」などと世間話などでコミュニケーションをとって、営業所内でも自分が案内していました。この方法なら、店頭でも先輩にお客様を取られることもありません。新卒ながら、そんな工夫をして売上を上げていました。

課長からは「あのお客さん、お前が連れてきたのか?」と不思議がって聞かれることもありましたけど、「いや、たまたま帰り際に会いまして……」と返答していましたね(笑)。当時は「大卒の同期に負けたくない!」という気持ちが大きかったんです。年齢も大学の同期のほうが上なので、最初から給与に差がついちゃっているんですよ。だから、売上マージンで追い越すしかなかった。「悔しいから営業成績を上げて、負かしたいな」という気持ちがエネルギーになっていました。

当時、尊敬していた経営者の著書に「営業を 3年やれば、基本的な営業力が身に付く」という内容があったんです。だから「3年経って営業力が身に付いたら、辞めよう」と入社直後から決めていました。その代わり、3年間は頑張らないと一人前になれない、と思い、必死で頑張りました。

そして 3年が過ぎ、私は退職しました。

でも、次の職場は決まっていませんでした。

カーディーラーを経て、いわゆる「フリーター」になってしまったのです。

プロフィール

株式会社エレメント
代表取締役社長 近藤勉(こんどう つとむ) 1976年12月3日生まれ

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