株式会社ランドトラスト

広告会社を経験した後、20代後半から不動産業界に関わり、30歳でランドトラストを創業しました。当時は、幕張地区での不動産有効活用提案を中心に、オーナー様に不動産ソリューションサービスを提供してきました。当初は私個人の力量に依存する属人的な事業展開でしたが将来性を考え、5年前から業態を変えて、仕組みに磨きをかけてきました。その結果、家具家電付の短期滞在型マンスリーマンション、不動産投資事業が伸びて、現在従業員34名。売上げも連続増収を記録しています。

現在、マンスリーマンションを首都圏で750室運営し、85％という高い入居率を維持しています。開発のみ、運用のみという会社が多い中で、当社が投資開発した物件に関してはすべて自社で直接オペレーションを行っています。川上から川下までの業務をワンストップで行うことにより、顧客のニーズを、物件選定やリフォームにすぐに反映し、より市場価値の高い商品を提供できるのです。

現在、従業員はパート、契約社員、正社員といますが、それぞれ仕事の内容が異なります。パートナー（パートさんを我々はこう呼んでいます）は、育児や家庭と両立しながらできるように定型の事務作業をお願いしています。契約社員の方々には、物件ご紹介、クレーム処理などの専門的業務をお任せしています。
では、正社員には何を期待しているかといえば、「リーダーシップ」ですね。
その人の性格にもよりますが、基本的には業務改革できる力を期待しています。社員は会社を変えていく原動力ですから。だから、正社員を中途で採用することはありません。正社員は新卒のみです。将来的には、その社員達と共に、今までにない不動産サービスを生み出していきたいですね。外国人賃貸、借地、コンバージョンなど、いくつかのキーワードの中から将来性のあるものを探っていきます。私たちは大手と違い「小回りが利く」ことが最大の武器だと考えています。小さなニーズでも拾ってニッチマーケットを広げていきます。