意思確認
内定(内定承諾、内定辞退)
内定とは、企業が「あなたを採用する予定です」という意思を学生に対して表明することです。いわば就職活動の“合格通知”のようなものと言えるでしょう。内定が出る時期は企業によってバラバラですが、同業界だとだいたい同じ時期に重なる傾向にあります。
また、その企業に入社するという意思を伝えることを「内定承諾」、逆に入社しないという意思を伝えることを「内定辞退」と言います。本命の企業や希望順位 の高い企業からすでに内定をもらっている場合は、それ以外の企業には速やかに辞退を申し出るようにしましょう。入社する気がない企業に内定承諾をしてしま うと、企業の採用活動の妨げになるだけでなく、自分の大学に対して悪い印象を与えてしまう可能性も…。就職課(キャリアセンター)や、その企業に就職したいと思っている学生にも迷惑を掛けてしまいかねないので気をつけましょう。
内定式
内定者懇談会
内定者同士の親睦を深めるために開催される会。同期の仲間は、入社後も仕事の相談をしたり情報交換をしたりと、非常に頼りになる存在です。早いうちから仲 良くなっておくとよいでしょう。また、入社前はいろいろと不安がつのるもの。内定者同士で連絡を取り合うことで、気が楽になる部分もあるはず。内定者懇談 会では積極的に話をするように心掛けてください。
夏採用・秋採用
一般的に、年末からゴールデンウィークまでが企業の採用活動が活発な時期と言われていますが、その時期をずらして夏・秋に採用活動を行う企業もあります。夏・秋採用を実施する企業の意図はそれぞれ違いますが、春に内定を出した学生が採用予定人数に足りなかった、他社との選考日程のバッティングを避けたい、諸事情により春に就職活動ができなかった留学生や研究生などを採用したい、などの理由が主なようです。
春にエントリーし忘れて受けられなかった企業にもう一度チャレンジしてみたい人や、春の活動で内定がもらえなかった人などにとっては大きなチャンスです。ただし、すでに内定承諾してしまった企業がある人は、夏・秋採用に挑戦することでその企業へ迷惑を掛けることになってしまう可能性もあるので、よく考えてからエントリーするようにしてください。