大きく分けると、食料品や日用品などの消費財を中心に扱うスーパーマーケット、それらに加え衣料品や家具、家電なども扱う総合スーパー(GMS)、家庭用品や住宅設備機器などを扱うホームセンターがあり、いずれも消費者の生活を支える身近な存在と言えます。
しかし、売上高は年々減少傾向。スーパーと複数の専門店を一体化させたショッピングセンター(SC)の出店に乗り出し、商品の売上げだけでなくテナント料からも収益を生み出すビジネスモデルへ転換する企業も。最近では大手の倒産や再建にともなう再編の動きが活発化し、大手商社や外資系スーパーと提携を結ぶことで経営の建て直しを図る企業が多数見られます。この再編により、提携先の持ち味を活かした手法を取り入れるなどして、復興を目指しています。