六本木、汐留、丸の内などに引き続き、今後も続々と進む都心の再開発。地価の下げ止まりやオフィスビル賃貸業の好調なども影響し、不動産業界はバブル期を彷彿とさせる躍進が続いています。
そんな中、企業各社が熱い視線を送っているのが『REIT』と呼ばれる不動産投資信託。
投資家から集めた資金を不動産物件の開発などに運用し、売買益や賃貸収益などの利益を投資家に配当するというファンドビジネスの一つです。
一方、賃貸マンションの売り上げ好調の背景にもこの『REIT』の影響があり、それ以外には住宅ローンの減税・低金利化が挙げられます。
マンション開発が進む中、懸念されるのが、需要に対する供給過多と耐震強度偽装問題。
特に、耐震強度偽装問題に関しては、政界も巻き込んだ大きな事件としてマスコミでも大きく報じられ、今後は消費者の厳しい目に応えられる透明性が必要となります。
また、ピッキングによる空き巣被害の増加などから、ホームセキュリティ利用者が増加。警備会社の需要も高まりつつあります。