総合商社は俗に『ラーメンからミサイルまで』と例えられるように、扱う商品・サービスは多岐に渡り、商品取引の仲介ビジネスを中心に事業を展開してきました。
国際貿易によるエネルギー、資源の調達などを行い、経済面・政治面にも影響を及ぼす、日本を支える業界であるといっても過言ではないかもしれません。
しかし、IT革命によるインターネットの普及などの影響により、メーカーが独自の流通ルートを確立し始めたことから、総合商社も単なる商品仲介役からビジネスモデルをシフトせざるを得ない状況に。
今後は商社も、資源調達から加工、販売までを一貫して担うバリューチェーン(価値連鎖)の構築に乗り出し、小売業・外食産業との提携を進めています。